まどりセミナーNo17 報告

「関西の川の源流を訪ねる吉野山見学会」

川上村役場の産業振興課川上隆夫さんに山の現状について説明を受けながらの見学
川上村役場の産業振興課・川上隆夫さんに
山の現状について説明を受けながらの見学。

山から見えてくるもの

関西の川の源である川上村を訪ねるセミナーも今年で3回目を迎えます。今回は1泊2日の行程で盛りだくさんな内容となりました。
 まず、1日目は村役場職員の泉谷隆夫さんの案内で、手入れの行き届いた樹齢240年の杉の人工林を見学。大木が林立する山の中はそこだけ絵画から切り取ったような鮮明で透明感のある景色が広がり、見るものを圧倒します。
しかし、国産材は値下がりが続き、経営的に成り立たず、放置されている山も増えているようです。山の手入れができなくなると治水力も弱まります。最近、大雨が降ると山だけでなく、都市部でも土砂災害が増えて来ていますが、その大きな要因のひとつが山の荒廃にあると言えます。
また、地球規模での温暖化が懸念されていますが、川上村も例外ではありません。山々にところどころ茶色の枯れた木を目にしましたが、以前は生息していなかった松喰い虫が温暖化により村でも発生し、被害が目立ち始めたようです。
 昼食後は川遊びも楽しみました。大きな岩に囲まれた川は澄み切っていましたが、泉谷さんによれば、年々、魚も少なくなっているとのこと。都市で暮らしている私たちからみると自然豊かな地である川上村でも環境悪化が懸念されています。
2日目は宿泊先でもある、廃校になった木造建築の小学校を工作館として再利用している「トントン工作館」で、木工に挑戦。参加者全員力作が完成し、作る楽しさを満喫した1日でした。
来年以降も毎年山の見学会は開催しますので、是非ご参加ください。山から地球の環境が見えてきます。


池田市 S.Y さん

木は好きだが、日本の林業の現状や国産材についてはよく知らず、勉強になりました。

吹田市 K・T さん

充実した2日間でした。川遊びもきれいな水で冷たくて気持ちよかったです。五右衛門風呂も体験できたし、親子でも木工作成も楽しみました。また、個人的に遊びに来たいと思います。       

吹田市 Y・A&N さん

木工で穴をあけるのとか、かなづちでカンカンするのがすごく大変でした。ほとんど失敗しました。(子ども)
娘はすごく上手に(?)やっていました。また、工作のセミナーがあれば参加したいです。(母)

吹田市 T・K&A さん

木工作品をまた作りたいです。楽しかった。(子ども)
小学校の校舎に宿泊でき、五右衛門風呂に入れて懐かしかったです。(母)

澄み切った川で親子で水遊び
澄み切った川で親子で水遊び
力作揃いとなった参加者の作品
力作揃いとなった参加者の作品

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